こんにちは。
ブループロジェクトの近藤です。
volvicを買えば、アフリカでポンプ式のキレイな井戸水が生まれるという『1リッター for 10リッター』プログラムが話題になって以来、最近、様々な企業の社会貢献活動が目立つようになりました。
マーケティング用語としても売上の一部を社会に還元するプログラムを世間に呼びかけるマーケティングを指し、コーズ・リレイテッド・マーケティングと定義しているようですが、意図的な販売目的の社会貢献だとすれば、少し複雑な気持ちにもなります。
『volvicを売るための手法として、社会貢献をする。』
という目的では、さすがに買い手側も少し穿った見方をしてしまうのではないでしょうか?
しかしながら、volvicのプログラムが世間(世界)から支持を得ているのは、volvicが水を通じて、世の中に役立つことをしたいと本気で考えていて、その証拠として、短期的な実施ではなく、毎年継続的に行動をしている点だと思います。
単なる販売目的の手法として取り組んでいる会社であれば、成果(売れ行き)が悪ければ、取りやめるところも出てくるでしょう。
ただし、それは余計に世間から信頼を失う結果にもなりかねません。
一度始めたら、継続し続ける。その本気の姿勢に消費者は共感し、どんどんvolvicを好きになっていくのだと思います。
このように事業と社会貢献を連動した取り組みをやっている会社は日本国内にもあります。
例えば、山形にある平田牧場さん。
ここは、平牧三元豚という独自の豚を交配技術によってつくり、地元で作るお米を飼料として育てています。
減反政策で農家が仕事をしたくてもできないと困っている中、おいしい豚をつくるために、米をつくるというモデルを10年以上も前から計画していたという話です。
平田牧場がおいしい豚をつくる。おいしい豚を喜んで買ってくれるお客さんがいる。この裏側に、地元農家の方々がつくるおいしいお米がある。
平田牧場の豚が世間に広がれば広がるほど、より地元の農家は米をつくるための農業をすることができる。
地元に貢献するという、言葉で言えば、シンプルなことなのかもしれませんが、行動に移す、継続し続けるという会社がほとんど無いというところからもビジネスモデルとして社会貢献できるものを組み込むというのが難しいことを物語っているのだと思います。
近藤 悦彦
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