キレッキレの左脳タイプがはまる罠~マーケティング編~

この記事のジャンル ブランド作りのコツ , 海外に学べ

こんにちは。

ブループロジェクトの杉山です。

今日は興味深い話を聞いたので、そのご紹介を。


【質問1】
『タイでよく飲まれている生薬やビタミンB、アミノ酸の配合された微炭酸のカフェイン飲料』をご存知でしょうか?


【質問2】
では、『クラティンデン』という飲み物はご存知でしょうか?


【質問3】
では、『エナジードリンク レッドブル』をご存知の方は?


そうです。

今日はビジネスマンと夜遊びの友(弊社内でもかなりの本数が消費されているであろう)レッドブルのお話です。

Red_Bull.jpg


【質問1】【質問2】の段階で何のことか分かった方はさほどいなかったかもしれませんが(タイ旅行に行ったことがある人の中には知っていた人もいるかもしれませんね。)

『レッドブル』と聞いて、あのパッケージや味を思い出した方は以外と多いのではないでしょうか?


上記質問、実は全部レッドブルのことなんですね。

レットブルはもともと、タイのクラティンデンという炭酸飲料なんです。

krating daeng.jpg



このクラティンデンという飲み物を世界中に広めたのは実はタイ人ではなく、オーストラリア人のマテシッツさん。

マテシッツさんがこの飲みものをタイ以外の国へ売り出そうと考えたとき、クラティンデンという名前をそのまま使っていても不思議ではなかったし、タイランドティーという名前もいかにもありそうだったのですが、彼はそうしませんでした。


マテシッツさんはこの飲料を『エネルギードリンク』という新しいカテゴリに位置づけ、商品名を『クラティディン』の英訳、『赤い水牛』に少し手を加えて『レッドブル』としました。


しばしば、特に左脳タイプの人ほど、商品の利点をひとつひとつ列挙して、論理的に証明するのが反応を得る常套手段だと思いがちなのですが、

『生薬ビタミンBアミノ酸配合カフェイン飲料を飲む利点』など、つらつら述べたところで...買いたくなる人が増えるどころが、ほとんどの人がその説明に聞く耳さえもたないだろうことは容易に想像がつきます。

yakusou.jpg


レッドブルが大ヒットしたのは、含まれる成分の効能を親切丁寧に、事細かく、繰り返し説明したからではなく、

わかりやすい商品カテゴリーを掲げ、『心身消耗時にエネルギードリンクを飲めば、もうひとふんばりできる感じがする』と消費者から認知されたからでした。


【質問1】商品の成分
【質問2】商品名
【質問3】商品カテゴリー+商品名

どの打ち出しが、一番消費者の記憶に鮮明に残りやすいか?それは、間違いなく3番だということでしょう。


あなたの会社・商品が属するカテゴリーは何でしょうか?
そのカテゴリーはお客様にとってどんな認知のされかたをしているでしょうか?

 


杉山嘉彦 on Twitter

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