ブループロジェクト、お金が入るで金入です。
今年は、昨年以上にアクセル全開で、この不景気を吹き飛ばす勢いで、中小企業にエナジーをドバドバと注いでいきますので、どうぞよろしくお願い致します。
今日は、ある事例から、これからのビジネスの在り方についての気づきをお話します。
ハウス食品の「メガシャキ」という商品があります。

この商品は、商品名から連想されるように、眠気覚ましの効能のある飲み物です。
突然ですが、質問です。
『1月にこの商品をたくさん売ろうと考えるならば、どんな人たちがたくさん買ってくれそうでしょうか?』
いろいろな人たちが出てきそうですよね。
今回、ハウス食品さんが考えに考えたターゲットは受験生でした。
メガシャキを買う可能性がある人としては、高校生というのはもともと想定外でした。
しかし・・・よくよく考えてみると・・・高校生でも寝ている場合じゃないという状況があるわけです。
それが受験。
この時期は最後の追い込み。睡眠時間を削ってでも勉強をしなければならない状況ですよね。言われてみると、確かにそうだとわかるのですが。まさか高校生がメガシャキ飲むなんてあんまり考えづらかったと思います。
では、もう1つ質問です。
『受験生がたくさん集まっている場所といえば、どこでしょうか?』
そうです、予備校です。
ハウス食品さんは、代々木ゼミナールさんと協力して、全国11校で「メガシャキ」を配布。受験生を中心に高い販促効果を生み出しました。そして、代々木ゼミナールさんも、受験生のサポート活動の一環として、受験生の満足度向上につながりました。
この事例、実は・・・・・とても興味深い事例なんです。
ハウス食品さん側から見ると、「その商品を、強烈に求めている顧客は誰か?」という問いに対して、【その対象は、気づいていないだけで既に世の名に存在している】というひとつの気付きを与えてくれています。
代々木ゼミナールさん側から見ると、学生たちを「実践的な受験勉強法を必要としている人たち」として見るだけでなく、「受験生活全体のサポートを必要としている人たち」と考えることで、新たなサービスが作り出しました。このことが、【顧客の捉え直しが価値を生んだ】という事実を示してくれています。
そうすることで、関係者全員の満足度が、相反することなく高まっている。
その糸口は、『顧客』という捉え方を柔軟に変えてみたり、もっと大きな枠組で見てみるということ。
自社の顧客は、どんな企業が魅力を感じる顧客なのでしょうか?その企業とどんなつながりを持つことで、自社の顧客の満足度を高めることができるのでしょうか?
自社の顧客の捉え方を変えてみることで、まだまだ工夫できるところはたくさんありそうですね。
受験生専用のメガシャキ、なんていう商品も、開発したらきっと面白いでしょうね。
金入 常郎 on Twitter
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