面白法人カヤックさんに触発され、我が社でも先日
「元気玉」という社内メールが飛び交いました。
お題は
「心に響いた経営理念を教えて」
というものでしたが、膨大な数のメールが全国で飛び交っていました。あの元気玉を募ったメンバーは、さぞやビッグな元気玉でフリーザを打ち滅ぼしたことでしょう。
えー、その中で、特に印象的だったのが、うちのある女性マネージャーが教えてくれたラーメン屋さんの経営理念でした。
「二郎はラーメンではなく、二郎という食べ物である」
と尊敬の念を込めて語り継がれている
ラーメン二郎の社訓(≒経営理念)です。
■二郎の社訓
一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、
ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは
社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?
この最後のフレーズがお茶目ですよね(笑)
このラーメン二郎を知ったのは、大学生の頃。「すんごい店があるらしいぜ」ということで皆で連れ立って行ってみるのですが・・・僕の体感では、ほとんどの人は「なんじゃこれ?」という感じで、二度と受け付けないのです。

※写真はWikipedia「二郎」から抜粋・加工
ただし、30人に1人位の割合で、劇的にハマって抜けられなくなってしまう人がいます。(これじゃあ1%じゃなくて3%位ありますが・・・)この人たちが、超リピートするわけです。
で、ここからが本題なのですが。
さらに驚いたのが携帯メール。
携帯メールを登録しておくと、店主からメールが届くんです。ただし、二郎は人気店で行列が絶えないお店なので、携帯クーポンを発行する必要なんてありません。
そうじゃなくて普通の連絡なんです。
「明日、午後から豚を炙ります。無くなり次第の閉店になります・・・」
みたいな、そっけない地味なメール・・・。
しかし、自分はこのメールに、お客さんと二郎との絆を見た気がしました。
広告やCMなどとは無縁の二郎。
小さなブランディングのお手本ですね。
森山大朗
トライブ・リサーチ〝現代的部族〝に着目した新感覚のマーケティング研究所 2009.03.23


