ども。最新テクノロジー大好きっ子のイチケン、タイローです。
企業も個人も大注目のブランディングツール、Twitter。
あの勝間和代さんもtwitterを開始し、その後、なぜか広瀬香美さんをtwitterに誘うという光景をリアルタイムで目撃してしまいましたが・・・ま、それはどうでもいいとして。
先日、TED Translation Projectの新しい翻訳コンテンツがアップされました。
Twitter創業者 Evan Williams による、TEDの講演です。
■日本語字幕を見るには、上の赤字『View subtitles』をクリックして、Japaneseを選んで下さい。
※Ted Translation Projectにおける当コンテンツのの日本語翻訳は東京のエンジニア,Yuki Okadaさん。レビューされたYasushi Aokiさん。お二人とも、翻訳お疲れさまでした。最新のトピックを素早く提供して頂き、ありがとうございます。

※創業当初の、アイデアの元となったというメモ - Wikipedia「Twitter」より-
それほど長くないので、詳細は以下、本文をご覧頂きたいのですが、Twitterはほんの些細なアイデアから始まったにも関わらず、その後、作り手の思惑をはるかに越えた様々な使い方がされているとのこと。
・アトランタの山火事のリアルタイム中継
・講演内容のレビュー
・ガソリンが一番安いスタンドを教える
・政治家の演説(に近いもの)
選挙といえば先日、Twitterが公職選挙法に
違反するとして、候補者の利用が禁止されていますね。というかそもそも、選挙活動におけるインターネット利用については、法整備が遅れっぱなしです。いずれにせよ、この流れはどのみち、止められないと思います。あの中国ですらインターネット上の情報規制について半分以上
は降参してしまったのですからね。
※以下、翻訳を全文引用掲載 (誤字と思われるものも含めて掲載しています)
※森山の視点で重要だと思われるキーワードは太字にしています。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
4年前、このTEDの場で、その当時取り組んでいたOdeoという会社について発表しました。そして、あの発表によって、ニューヨークタイムズ紙に大きな記事が掲載され、更に多くのマスコミと、多くの注目を得たことで、僕はその会社のCEOを引き受けることになりました。といっても、僕はただの相談役だったのですが。そして、ベンチャーキャピタルから資金を得て、従業員を増やしはじめました。その中にジャック ドーシーというエンジニアがいました。一年後、Odeoの方向性を決めようとしていた時に、ジャックが何年も弄んでいたアイデアを披露してくれたのですが、それは基本的には、友達に近況を簡単に伝えるというものでした。当時OdeoではSMSに取り組んでいたことから、それらを合わせ、2006年の始めにOdeoのサイドプロジェクトとしてTwitterを立ち上げました。
スタートアップにとって集中することが極めて重要な時期に、サイドプロジェクトを行うというのは正当化しかねますが、僕は以前の会社において、実際にBloggerをサイドプロジェクトとして立ち上げたという経験があり、始めは片手間仕事くらいに思っていたものの、気づいた時には、それは会社ばかりか、その後の僕の人生の5~6年をすっかり占めるものになりました。それ以来、必ずしも正当化できなかったり、どういう方向に向かうかわからなくても、自分の勘を大事にするようになりました。そういうことがTwitterでは何度もありました。
ご存じない方のために一応説明しておきますが、Twitterというのは、とてもシンプルで一見つまらないアイデアに基づいています。自分が今何をしているのかを140文字以下で述べ、自分に関心を持っている周囲の人がそのメッセージを受け取ります。すごく関心を持っている人であれば携帯電話でテキストメッセージとして受け取ることもできます。たとえば、「TEDで今講演をしている」とTwitterで伝えることができます。普段やっている普通のことを伝えるのです。僕の場合、「投稿」を押せば、6万もの人々が瞬時にそのメッセージを受け取ることになります。Twitterの基本的な考え方は、人々が生活の瞬間を共有できるようにするということです。望んだ時にいつでも、それが重大な出来事であれ、ごく日常的なことであれ。(笑)
このように日々発生している瞬間を共有することによって人々は離れていてもリアルタイムで触れ合い、より強い繋がりを感じることができます。Twitterの使い方として当初考えていたのは、そして夢中になったのは、そういうことでした。僕達が予想していなかったのは、このとてもシンプルなシステムから、様々な違った使い道が広がっていったことです。僕達が気づいたことのひとつは、リアルタイムの出来事に対し、Twitterが極めて有効だということです。2007年10月に、サンディエゴで山火事が発生した際、人々は、何が起きているかを報告するため、そして何が起きているのか隣人から情報を得るために、Twitterを利用しました。しかも、個人だけではなくロサンゼルスタイムズ紙も実際Twitterで情報を配信しました。WebサイトのフロントページにTwitterフィードを入れたのです。ロサンゼルス消防署や赤十字もTwitterで情報を伝えました。
この出来事では、たくさんの人々がTwitterで情報を配信し、多くの人々が、実際に何が起きているのか、その場にいるのがどういう気持ちなのかを知るために、多くの人々がその人達の行進を取得していました。他に発生した面白い出来事としては、ビジネスに関することです。マーケティングやコミュニケーションなど当然予想される使い方をはじめ、ロスで大人気のコリアンバーベキュータコスのトラックが停車位置をTwitterに配信し、その周囲に長い行列ができることにもなりました。
政治家も最近Twitterを利用しはじめました。事実として、47人ものアメリカ連邦議会の議員は、現在、Twitterのアカウントを持っています。しかも、彼らはあるケースにおいては、大統領との秘密会議の裏でTwitterを利用したりしています。この人は聴いている内容を好ましく思っていないようですね。大統領自身が、僕達の最も有名なTwitterユーザーでありますが、最近、彼の更新頻度が落ちてしまった反面、一方で、マケイン議員の更新頻度は高くなっているようです。それにこの人(クリス アンダーソン)も。
Twitterは、元来放送メディアに近い形で設計されました。自分の送ったメッセージは人々へと伝わり、自分が興味のある情報を受け取ります。ユーザーがTwitterの進化を促した例の一つは、特定の人やメッセージに対して返信する手段を生み出したことです。ここで、シャキール オニールが使っている「@ユーザー名」という構文は、あるファンへの返信に使われていますが、これは完全にユーザーによって考え出されたものであり、この機能が広く使われるようになった後で、より簡単に使えるようにシステムを改良しただけです。これは、ユーザーがTwitterを方向付けた数ある例の一つです。もうひとつは、APIからの利用です。僕達がTwitterにAPIを付けたことでプログラマーは、Twitterとやり取りするソフトを開発できます。現在、僕達にわかっているだけで2000以上のソフトが、Twitterの更新を送信することができるということです。ソフトには、Mac、Windows、iPhoneやBlackBerry用のものがあり、他にも、お腹の赤ちゃんが蹴ったことをTwitterで知らせる装置や鉢植えに水をやるタイミングをTwitterで知らせるものもあります。
サードパーティーが開発したもので最も重要なのは、Summizeというヴァージニアの小さな会社によるものでしょう。Summizeは、Twitter用の検索エンジンをつくりました。世界中で大勢の人が何をしていて、どんなことが起きているのか。互いに話をしているのであれば、それは今起きている出来事や話題を見出すためのすばらしい道具になる、という事に彼らは気づいたのです。これはTwitterに対する僕達の認識を大きく変えました。例えば、みんなが今TEDについて何を言っているかがわかります。これは僕達の考え方を大きく変えたもう一つの特徴であり、Twitterは、僕達の思っていたのとは違うものだったのです。僕達はこの検索エンジンをとても気に入り、実際に会社を買い取り、サービスの本体に組み込むことにしました。これはTwitterに対して違った見方ができることだけでなく、新しい用途を生み出すことにも繋がるでしょう。
僕のお気に入りの出来事の一つは、数ヶ月前に発生したアトランタのガソリン不足です。あるユーザーがガソリンを見つけ出したら、Twitter上で場所はどこで、いくらだったか、最後にキーワード「♯atlgas」をつけて更新することで、他の人達がそのメッセージを見つけて、ガソリンを手に入れられるようにしました。このコミュニケーションネットワークを使って、人々が互いに助け合うというトレンドは、家族や友達の近況を知るという元のアイデアから逸脱したものです。この現象は最近ますます起きており、ホームレスの人々の為に募金を集めることから、あるいはアフリカで井戸を掘る場合や、危機にある家族を助けるためにも役立っています。人々はTwitter上で、度々ほんの数日のうちに、何万ドルもの募金を集めることに成功しています。
どうやら人々に情報を簡単に共有する方法を与えることによって、たくさんいいことが生まれるようです。Twitterで次に何が起きるのか、僕には全く予想がつきません。自分の勘に従うことにはしましたが、それがどこへ向かうのかは全くわからないのです。ありがとうございました。
(講演後)
クリス アンダーソン:実はまだ終わりじゃないよ。このスクリーンをライブで見えるようにして...実はこれが講演者がイベントに参加したあとで、最も恐れる行為でもある訳です。全くもって恐ろしいことです。これはTwitterの検索画面なわけですが、いくつか適当な単語を打ち込んでみましょう。例えば、「エヴァンウィリアムズ...」"「...人々により多くの情報を与え、自分の勘に従う #TED」「今、エヴァンウィリアムズの話を聴いている。」"なになに、「...エヴァンウィリアムズがTEDのステージで死にかけている。今までで最も酷い講演だ!」(笑)
エヴァンウィリアムズ:良いね。ありがとう。
クリス アンダーソン:冗談だよ。でも、本当に、彼が話していた8分の間に講演に関して既に
50くらいの投稿がされています。だから様々な観点の反応を見られるのです。バラックオバマが最大の利用者だという事実や、TEDから生まれらという事実に対して、このように瞬時にフィードバックが得られる方法は他にないでしょう。君は非常に魅力的なものを作りましたね、でも、この先まだまだ面白いことがありそうです。ありがとう、エヴァン。大変興味深かったよ。
森山大朗 on Twitter
トライブ・リサーチ〝現代的部族〝に着目した新感覚のマーケティング研究所 2009.07.27


