逆転の発想で新サービスを誕生させる!

この記事のジャンル このサービスがすごい , ブランド作りのコツ

こんにちは、ブループロジェクトの水沢です。

とある陶器メーカーが最近、"壊すための陶器"なるものをつくったそうです。

陶器の価値を伝えるために、これまでにない手法はないかと考えたところ、壊す陶器を作ろうということになったと。

その商品は、「現状打破たまご」という商品で、自分の殻(自分が今ぶつかっていること、壁)を卵形の陶器に書いて、投げて壊すというものです。

genjyoudaha.JPG

まさにたまごを投げて殻を破るという行為をします。

コンセプトが今までにないだけに、クチコミで勝手にブランディングされてしまう典型的なケースです。

この商品、大変マスコミから注目されていて、東京ウォーカーやFMラジオなどに掲載されています。
ちなみに、現状打破たまごは、壊れて粉々になった陶器の殻を封筒に入れてこのメーカーに送ると、
"現状打破祈願祭"を開催し、神社で祈祷してくれるという付加サービスまでついてくるのです。

日頃、特定の関心がある層にしか購入されていない商品を、これまでまったく接点のなかった層(非顧客)にどう知らしめるか?という議論になったときに、大変ヒントになる例ですね。

既存の商品の目的を、意図的に逆転させることで新しい切り口を模索する。

アイデアとは詰まるところ、既存の要素同士の新しい組み合わせ方だと言われていますが、既存の要素というのは商品目的でもいいわけです。

たとえば、陶器は本来、割れてはダメなものですよね。何かを入れたり、盛ったりする器なので。

その常識を逆転させて、割れてもいいんじゃない?っていうか、割る専用の陶器ってどうよ?という風に切り口を変えてみる。

そうすると、次にこういう質問が出てくるんだと思います。

「はぁ!?割るって何のために?」

ここでひるんではいけません。

ねばって考えるのです!!陶器を割るべき目的を。割ることで得られるメリットを。

「それは・・・割ると気持ちいいじゃないですか」
「ストレス解消になるじゃないですか」
「悩みが吹っ飛びそうじゃないですか」


という風に。

そして、「現状打破たまご」の場合は、さらに水平思考的なひねりが加えてあります。

殻をやぶる・・・といえば「卵」

という概念から

卵・・・といえば「割る」

という連想を引き出し、陶器の「割る」と掛け合せることでコンセプトが生まれています。

この商品の場合は結果的に売れなかったとしても、企画性があり、インパクトの高い商品なので、メディアが注目しています。それによって、結果的に会社が有名になり、既存の陶器が売れるチャンスも拡大する。

いい商品をひたすら作ってもなかなか顧客が拡大しない企業さんは多いと思います。そんなときは、少し目線を変えて、既存商品に新しい価値をつけて、これまで接点をもたなかった顧客にアプローチできないか、もしくは、話題性のある商品をつくって、会社の認知度をあげられないかと考えてみませんか。


ちなみに、Gizmode Japanさんで既存の要素同士の新しい組み合わせ、という意味ではこんな組み合わせも見つけてしまいました。

太陽発電 × 携帯電話 

携帯の高度化、複雑化によって消費電力ばかりが増し、電池がもたないという現状を打破する新機能。ソーラー携帯とは、これまた一本取られました。


水沢矢成 on twitter


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  • たのしい検索 ゆかいな検索 2009年10月16日 19:59 逆転の発想

    本日は「逆転の発想」をキーワードに検索、どんな逆転の発想をした人たちがいるのか、あるいはどんな逆転の発想に出会った人たちがいるのかを、探し出してみようかと...

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