自分としては、実際に仕事で関わっているブランディング事例について、なるべくポイントをまとめながらエントリーしていきたいと思います。
今日は、企業ブランディングのお仕事をさせていただいている『株式会社美松』さまについてです。

美松さんは、新潟県長岡市にある洋菓子屋さん。
2010年の2月に創業50周年を迎える歴史ある会社で、現在15店舗で事業を運営しております。
この会社、実はすごいんです!!
何がすごいかと言うと...
・長岡初のケーキ屋さん(戦後何もないところから創業)
・長岡に菓子卸を連れてきた
・長岡で初めて保存の効く、お土産用の焼き菓子販売
・2月の創業祭は長岡の3大祭りに数えられている(長岡花火大会、美松の創業祭、)
・2月に人口24万人の長岡でシュークリームを150万個売ってしまう
・創業祭の39円シュークリームは、50年間変わらない原料・価格で販売している
・全てのお菓子は工場で手作りで作っている
などなど。
まさに、長岡のお菓子を食べる文化を創ってきたといっても過言ではない。そんな会社なのです。
などなど、長岡にとって、なくてはならない。なくなったらとても寂しい。長岡のお菓子文化を創ってきたと言っても過言ではないお店として、街を支えてくれているんです。
しかし、
せっかく50年間手作りでお菓子を作っているのに、大量生産に見えてしまうパッケージ。
お客さんの要望に応えて甘さを変えたり、オーダーメイドでケーキを作ったりと本当はお客さんに寄り添ったお菓子屋さんなのに、ホスピタリティーが伝わりにくいまるで大手企業のような広告チラシ。
原料にもこだわって作っているのに、そのこだわりは全くお客さんに言葉で伝わっていない、というか、伝えようしていない。
客観的にみて、会社の魅力である、
・50年間手作りで作り続けていること
・お客さんに応え続ける姿勢
こういった価値が、しっかりとお客さんに伝わっていない状況に問題があるな。と感じました。
『これはもったいない』と。
会社の魅力(ブランドコア)がぼんやりと存在しているけれど、魅力の伝達(ブランドコミニケーション)が成立していない。
ワイキューブが考える「ブランド」とは、
1.魅力の源泉=ブランドコアが明確に意識化されていて
2.魅力の伝達=それに則した顧客コミニケーションが設計されていて
3.それらを通じて、顧客イメージと、会社の魅力とが一貫している
という3つの条件を満たしていることです。
『新潟一のお菓子屋さん』を目指す美松さんのブランド経営のご状況を今後もお伝えしていきますので、ご期待下さい!
田代 大介
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